医療用白衣の特徴

白衣と言われると、思い浮かぶのは、「お医者さん」や「看護士さん」が着用している「ドクターウェア」や「ナース服」などでは無いでしょうか。
代表的な手術着である「ケーシー(KC)白衣」、医療ドラマや映画で見かけるようになった「医療用スクラブ」などの特徴について説明します。

白衣(ドクターコート)

お医者さんといえばコートタイプの白衣です。
薬剤師さんも普通着用していて、研究職に就いている人などもよく着用しています。
長袖だけでなく、半袖タイプ・丈の短いジャケットタイプもあります。

ケーシー白衣

ケーシー白衣は丈が短い半袖タイプで、首部分がタートルネックの様になっている詰襟になったタイプのものを言います。
ケーシーの由来は、アメリカのドラマでベン・ケーシー(ヴィンセント・エドワーズ)が着ていた白衣をベン・ケーシー型白衣というようになったことに由来だそうです。
デザインは床屋さんが来ていた白衣です。
中世時代まで、外科手術は医師ではなく「床屋さん」が行っていたそうです。その名残で着用されていました。

スクラブ

スクラブとは、半袖タイプで首元がVネックになっている医療用で使う白衣になります。
「ごしごし洗う」という意味を持つ「スクラブ」の語源からきていて、とても丈夫な作りをしています。
汚れなどを強くごしごし洗っても、生地が傷みにくい特徴があります。


カラーバリエーションが豊富なのもスクラブの魅力です。
小児病棟などではキャラクターがプリントされたスクラブで子供を和ませたり、白衣を見ると緊張したり血圧が上がってしまう患者さんをリラックスさせる効果もあります。
最近では、医療の現場のみならず、エステサロンや介護の現場でもスクラブが導入され始めています。

白衣は患者さんに信頼感を持たせるユニフォームです。
様々な機能性・デザインに優れた白衣を導入することで職場のイメージを変えることも可能になります。
是非、新しい白衣をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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